アンちゃんは「いぬたま」でアンクルと云う名前でふれあい広場や展示ゲージでお仕事をしていました。
「いぬたま」が出来た頃から私達はアンクルの事が心配でなりませんでした・・・
なんと云ってもあの性格・・・全くその様な環境に相応しくないようで、日々が苦痛に見えました。
当時は家には、チワワとシーズーのMIX犬の『チップ』とグリフォンの『マック』がいましたが、アンクルにもし、何か有りましたらとにかく、家で引き取りたいと「いぬたま」に申し出ておき、今から5年前に「いぬたま」から『アンクル』が動かない、食べない・・・と云う事で家で引き取らせて頂きました。 |
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家に来た時は、背中の毛が抜け全く歩こうとせず・・・でも、来た初日からトイレはちゃんと出来ました。
「いぬたま」のスタッフからはアンクルは知能が低くちょっと知能が発達していないと・・・。
でも全然そんな事はなく本当に利口な子です。先住犬の『チップ』と『マック』に気を使いながら、本当に皆に嫌われないようにお散歩も『チップ』に歩けと怒られながら一生懸命歩き、健気でした。
今もペットブームで全国のデパートなど犬とのふれあい、ワンちゃんとお散歩など人寄せに犬達は使われていますが、人と遊ぶのが好きな犬もいますが、アンちゃんのように本当に日々苦痛の子も多いと思います。
人間の商売の為にスタッフ犬としての一生も・・・です。
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でも、アンちゃんは「いぬたま」のスタッフのみんなから愛されていました。
そしてそのようなワンちゃん達が働いてくれているから、犬に触れた事が無い人も実際に触れて犬が好きになり、犬を家族として迎えようとなる動機のひとつだと思います。
施設で働く犬達に合掌です。そして引退して幸せな生涯を送れることを祈るばかりです。
アンクルの生い立ちは定かではないのですが、阪神大震災で「いぬたま」が当時、神戸、西宮から約100頭のワンちゃんを受け入れたそうです。その時に「アンクル」が入っていたのではなか・・・と推測されています。
家に来た時、今でもそうなんですが、何かを床に落とした時の音などには未だに異常な程驚きます。
きっと地震がトラウマになっているのではないかと思います。
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アンちゃんの正確な歳は定かではありませんが、阪神大震災は今年で12年。「アンクル」が当時「いぬたま」にやって来た時が推定3才位と云う事で今年にで15歳、お誕生日は7月7日としました。
そんなアンちゃんも仲間の『チップ』が亡くなり『マック』が死んだ時は石のように動かず本当に悲しみに耐えているようでした。
そして『伝』を迎えて初めて自分の下に弟が出来たように『伝』の事を可愛がりました。
本当に『伝』の事が愛おしくてたまらないようです。
そんなアンちゃんが一日も長く元気で長生きをしてくれる事を祈ります。
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| Mr.Mac 日置誠司 |
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